9月後半のビットコイン/日本円(BTC/JPY)マーケット概況

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9月上旬から中旬のビットコイン/日本円相場は、横ばい推移が続きました。ビットコインは売り買いともに材料に欠けるなか、アルトコイン(ビットコイン以外の仮想通貨の総称。

最初に普及したビットコインに対し、その代替となる通貨のこと)の上下に追随する形で上下したものの、全般は狭いレンジでの小動きに終始しました。

9月頭には80万円をつけていたビットコインですが、金融大手のゴールドマン・サックスが仮想通貨トレーディングデスクの設置計画を白紙に戻したとの報道が伝わり、70万円を割り込むレベルの調整を見せました。

ただ、同社のCFO(最高財務責任者)、マーティン・チャベス氏はこの報道を否定しています。

否定後も戻りが見られなかったことから、報道を利用した相場操縦を指摘する声もあるようです。

急落後も、じり安基調が続くなか、11日に著名投資家のウィンクルボス兄弟が運営する仮想通貨取引所ジェミニが新たに立ち上げた仮想通貨「GUSD(ジェミニドル)」が、NYDFS(ニューヨーク州金融サービス局)に承認されたことが明らかになると、反発に転じました。

同通貨は、仮想通貨USDT(テザー)と同様に、米ドルと価値を連動させたステーブルコインの一種で、供給量分の米ドルを同社が保有することで価格が担保されています。

さらに12日には、金融大手のモルガン・スタンレーがビットコインスワップ取引の提供を計画中との報道からリバウンドを若干強めました。

その後、1週間ほどは材料に乏しくアルトコインの上下に追随する形が続きましたが、連休明けの19日未明に、国内大手取引所のZaif(ザイフ)がハッキング被害にあったことを発表すると、ビットコイン価格は68.8万円まで急落しました。

ただ、19日午前5時(米国時間18日)にはCBOE(シカゴ・オプション取引所)のビットコイン先物がSQ(SQ=Special Quotationの略。先物・オプション取引で決済最終日までに決済されなかったポジションを清算するための指数)を迎えることもあり、SQに絡んだ買いが向かうと一時72万円半ばまで上昇しました。

SQ通過後は再度下落に転じたものの、朝方には売りも一巡し、発表前とほぼ同水準までの戻りをみせました。

「Zaif(ザイフ)」ハッキング被害を受けて

テックビューロが運営するZaif(ザイフ)問題ですが、外部からハッキングの被害を受け、67億円相当の仮想通貨が流出したとされ、報道でも大きく取り上げられました。

金融庁はテックビューロに立ち入り検査を行い、3度目の行政処分を視野に流出の原因を調べています。

今回のハッキングに関して、国内ではコインチェックに次ぐ被害ということで報道が相次いでおり、金融庁が規制を強めるとの向きもあります。

一方で海外においては、一取引所が被害にあったに過ぎず仮想通貨市場への影響は限定的との見方が優勢のようです。

明確な悪材料が出たにも関わらず安値を割り込まなかったことから、マーケットの流れを伺うことができそうです。

仮想通貨市場における日本円建て取引は比較的高いシェアを占めており、今後の動向が注目されるところでしょう。

ビットコイン/Bitcoin(現在の時価)

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